日本の男性声優。大阪府出身。東京俳優生活協同組合所属。【来歴】2016年、俳協ボイスアクターズスタジオ48期。2017年、『ブラッククローバー』アスタ役でアニメ初主演。【略歴】小学校低学年の頃再放送していたドラゴンボールを視聴したのがきっかけでマンガやアニメに熱中する。当時の一人称は『オラ』、気の存在を信じ込み、公園でかめはめ波を撃つ練習をひたすらするほどドラゴンボール好きに。高校までは小学校からずっと続けていたサッカー部に所属。高校1年の終わり、親の転勤でシンガポールに移る。高校卒業とともに帰国し同時期に俳協の養成所へ。俳協の養成所は授業料がほかに比べとても安く、数ある養成所でどこがどのようなところか全く知らなかったため、俳協を選んだのはそれが決め手になった。【人物・エピソード】小学生時代は運動会で団長を務めたり体育の授業ではサッカー部の経験を見せびらかしたりと、なにかと前に出ることが好きな時期だった。しかし中学校に上がるとそれがおかしな方向に進み、先生のモノマネを披露しまくるギャグ担当のようなポジションに。高校に入ると思春期のせいか少しずつ、かつてのはっちゃけた自分を後悔し始め入学と同時にクールキャラを演じようと決意。そこから引き返しがつかなくなり、気づけば教室でもいつも突っ伏して寝て友達の誘いにもあまり乗らないようなノリの悪い無言キャラに。取り返しがつかなくなり高校でのそのキャラクターが定着しはじめた頃、シンガポールの高校へ転校することが決まる。日本の高校で無言キャラを演じすぎたことを非常に後悔していたまさにその時転校が決まったため、次の高校では明るく話しやすい人であろうと決意する。シンガポールの高校への転入初日、「明るく明るく」と、自分に言い聞かせながらのぞんだ自己紹介を「梶原岳人です。みんなよろしクゥ!」とあとで考えたら不自然なほどハイテンションで言ってしまう。卒業後クラスの女子に当時の話を聞くとその頃の自己紹介のノリがホントに嫌いだった、と痛い一言をもらう。高校時代は色々と空回りすることが多かったが、シンガポールの高校へ転校してからは友達もそこそこ多く念願だったバンドも組むことができ、ギターやたまにボーカルを担当。日本に帰ってからも高校のバンド仲間とバンド活動を続けライブハウスなどでライブを積み精力的に活動していくが、ある日、その日は年始だったのだが年明け早々バンドをクビになることをグループLINEで告げられる。直接会うでもなく個人のLINEでもなくグループLINEだったことがショックだった。クビになった理由は簡単に言うとギターが下手だからであった。しかし同時期に俳協の養成所へ通っておりそのまま俳協の所属となることができたのでそれもよい経験だったかなと割り切っている。中学から高校と、キャラクターを作ることに迷走していたため、現在役者として活動していく中での自分のキャラクターを未だ掴めずにいることが最近の悩みである。【身近な声優(ブラッククローバーでの共演者)】島崎信長(ユノ役)「作品が始まった当初から関わらせていただいているので困ったことがあればとりあえず信長さんに聞いて解決する、といったことが多い」諏訪部順一(ヤミ・スケヒロ役)「事務所の直属の先輩である諏訪部さんにはよく気にかけていただいていて、ジャンプフェスタの際は僕がトークで滑りまくるところを何度拾い上げてもらったかわからない…」福山潤(フィンラル・ルーラケイス役)「芝居のことを本当に何度も教えていただいていて、アフレコが終わり次の現場がある中で1時間近く芝居についてマン*ーマンで話したこともあった。トーク力が無く喋れない僕に、アフレコ現場で福山さんが『空気になるんじゃない!』とつっこむのがいつもの流れのようになっている」「個人的にいま同期で仲の良い声優仲間が全くといっていいほどいないので、今は、なんでも気兼ねなく話せるような同期の仲間を切望している」
大塚刚央、石川界人
仲村宗悟、笠间淳
梶原岳人、岛崎信长